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ブックマーク / comicstrips.hatenablog.com (2)

  • リトル・ニモとカラフルな崖 - いたずらフィガロ

    1907年10月13日『ニューヨーク・ヘラルド』の「眠りの国のリトル・ニモ」です。 ニモたちは前回にひきつづき、なおも海軍に追い立てられています。背景にはビルの焼け跡がならんでいますね。誤って火事を起こしてしまったフリップを、海軍が排除しているコマです。 うしろをふりかえるインプに対して、フリップが「うしろを向いてないでどんどん走れ!」とどなります。いちばん前のニモは「ビルを倒して燃やしちゃうなんて!」と、ちょっとフリップに怒ってるようですね。 プリンセスがいたときは、怒るのはたいていプリンセスでしたが、いまはニモがこの役回りのようです。インプが英語をしゃべれないんじゃ、たしかにツッコミ役はニモしかいません。 「そんなつもりなかったんだよ!」「街の小人たちと仲よくやれたかもしれないのに!」「でもいまはとにかく逃げるしかねえ!」と喧嘩しながら、一行は川岸をどんどん離れていきます。すごく大きな

    リトル・ニモとカラフルな崖 - いたずらフィガロ
  • レアビットと列車にひかれつづける男 - いたずらフィガロ

    1905年9月27日『ニューヨーク・イブニング・テレグラム』の「レアビット狂の夢」です。 男がひとり、市街地にたたずんでいます。「家に帰ろうかな、それともまだダウンタウンにいようか? 帰るべきだな。いや、やっぱりまだダウンタウンにいたほうがいい。ああ、でも家に帰ったほうが...。路面電車に乗ろうか、あるいは高架鉄道か...」。どっちがいいのか悩んでますね。路面電車ならダウンタウンのほかの場所に、高架鉄道なら郊外の自宅に、ということかな。 その路面電車が間近に迫っていることにも気づかず、男は2コマ目ではね飛ばされます。しかし空中を舞いながら「10分まてば電車に乗れる、それがいちばん早い、ただそれだと家の近くまでは行かないんだよな」と、さっきの考えごとのつづきをやってます。冷静というか鈍感というか。はね飛ばされ方が妙に優雅で、体操のあん馬をやっているみたいです。 とばされた男は高架のうえに着陸

    レアビットと列車にひかれつづける男 - いたずらフィガロ
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