プログラミングの世界では超有名というか、信頼のブランド結城先生の著書に数学ガールがある。なにも知らない状態からプログラミングの勉強を始めるには大きな壁がある。それをときほぐしてくれるくれるのが結城先生の著作群である(過去形ではない!)。 ここのところ先生は技術書ではなく、ヘビーなライトノベルの執筆に取り組んでおられる。それが数学ガール。 結城浩(2007)『数学ガール』ソフトバンククリエイティブ 結城浩(2008)『数学ガール フェルマーの最終定理』ソフトバンククリエイティブ 結城浩(2009)『数学ガール ゲーデルの不完全性定理』ソフトバンククリエイティブ ライトノベルに一応分類するが、「フェルマー~」だの「ゲーデル~」だのタイトルだけできつい。小説を読むのに紙と鉛筆を準備して自分で手計算が必要。いや、正確には自然と紙と鉛筆を握らざるをえない。自分自身、数学がとてつもなく苦手である。中学