2023年5月25日のブックマーク (1件)

  • 世界人口考:英領「一体性」に火種(その2止) 失政の19世紀飢饉、今も影 150万人減 まだ戻らず | 毎日新聞

    北アイルランド 聞こえ続ける「恨み節」 アイルランド島の南側を占めるアイルランド共和国。首都ダブリンを流れるリフィー川のほとりに、やせ細った人々の銅像がある。ボロボロの服を身にまとい、ぐったりした子供を抱いた親の姿などの6体で、1840年代にアイルランドを襲った「ジャガイモ飢饉(ききん)」の悲劇を忘れないためのモニュメントだ。当時は主のジャガイモの凶作で大量の餓死者が出たほか、島を脱出した人も多く、飢饉前に800万人だった島の人口はわずか数年で650万人ほどに激減した。この時期に米国に渡った移民の血を引くのがバイデン米大統領や故ケネディ大統領で、ともに米大統領史上では珍しいカトリック教徒だ。現在の島の人口は南北合わせても、19世紀の飢饉前の水準に達していない。 「アイルランド人のナショナリズムを大きく後押ししたのは、この飢饉でした」

    世界人口考:英領「一体性」に火種(その2止) 失政の19世紀飢饉、今も影 150万人減 まだ戻らず | 毎日新聞
    hz21s8
    hz21s8 2023/05/25