記者会見でボランティアが死亡したことを公表する、みんなでつくる党の大津綾香党首=東京都内で2025年4月15日、大場弘行撮影 みんなでつくる党の大津綾香党首は15日、東京都内で記者会見を開き、同党のボランティアの60代男性が誹謗(ひぼう)中傷を受け、死亡したと明らかにした。 捜査関係者によると、男性は9日に自宅近くで死亡しているのが見つかった。インターネット上に遺書が残されていたことなどから自殺とみられる。 大津氏や男性の代理人弁護士によると、男性は約2年間、ボランティアで同党のスタッフを務めた。2024年の都知事選で選挙掲示板に同一ポスターや裸同然の女性のポスターが張られたことに反対する署名活動をした後、交流サイト(SNS)で誹謗中傷が増えた。 25年1月下旬には男性の住所がSNS上で拡散され、自宅周辺をうろつきながらインターネットで中継されたこともあったという。大津氏は「インターネット
