人類が直面する最大の難問の1つに、地球外生命体はいるかという問いがある。未だに宇宙人との接触がない理由については、これまで多くの説明がなされてきた。 地球外生命の存在可能性が高い一方で、彼らとの接触が皆無であるという矛盾は、フェルミのパラドックスと呼ばれている。ここではその難問に対する最も説得力に乏しい7つの解答を紹介しよう。 1. 異星人には地球に辿り着くための十分な時間がなかった この画像を大きなサイズで見る フェルミのパラドックスには3つの確たる前提がある。 1) 我々の銀河は132億年というはるか昔から存在していた 2) 知的生命体は銀河の極初期から出現可能である 3) 異星人は天の川を訪問し、植民化し、あらゆる部分を再形成するだけの時間がたっぷりとあった というものだ。そのため、この解答はこれらに対して真っ向から挑戦している。だが、ここにある解答の中では最も考えにくいものだろう。