貴重な資源と島民の生活を守るために 2月9日(月)、小笠原を視察した。12月に予定していた視察は、航空機の故障で中止になってしまったが、今回は天候にも恵まれ、高島都議会議長はじめ、都議会議員の皆様と共に、父島に降りることができた。1000キロという遠距離にある小笠原諸島は、昨年、中国漁船による珊瑚の密漁で大きな被害を受けた。 小笠原では、村長、村議会議長、漁業者、観光事業者、子育て中のお母さんたちと懇談し、直接、要望を聞いた。漁業被害や風評による観光客の減少、ゴミの問題に加えて、中国人が上陸してくるのではないかといった不安についても、説明があった。 問題が表面化してからは、官邸に行き、直接政府に善処をお願いしたのみならず、中国政府に対しても再三取り締まりの強化を要請した。中国側の説明では、赤珊瑚は金よりも高価に取引されるので、取り締まってはいるが、カネ目当ての中国漁船は偽装したりして巧妙に