[台湾、台南 (ロイター)] - 2月6日の早朝、大きな地震が台湾を襲い、少なくとも12人が亡くなった。その内のほとんどが17階建ての倒壊した複合ビルのアパートにおり、何人かは夜になっても建物の瓦礫の中で行方不明になっている、と政府の役人は述べている。 アメリカ地質調査所によると地震の震源地は台南の南西43キロメートル (27マイル) で、深さは23キロメートル (14マイル) だった。 17階建て複合ビルが倒壊 救助隊が生存者を捜索するにつれ、台南市の南にある17階建てのアパート「維冠金龍ビル」の構造について疑問が持ち上がっている。旧正月の休暇が始まった現地時間の午前4時頃、マグニチュード6.4の揺れが襲った瞬間、建物の床が折り重なるように倒壊したからだ。 生後10日の女の子を含む死亡者10人は、アパートの建物の中から見つかった。その赤ん坊は父親の腕の中で亡くなっているのが発見された、と