ママやパパによる“言葉の暴力”と言うと粗暴な人柄をイメージする方もいるのではないでしょうか。しかし“言葉の暴力は、どんな家庭にも見られます。たとえば、子どもをしかるときも“言葉の暴力”を浴びせていることが! 脳やココロにダメージを負った子どもたちの相談や治療に当たる、小児科医・友田明美先生に、言葉の暴力が与える子どもへの影響について話を聞きました。 子育てをしていると、時には厳しくしからなくていけない場面もあると思います。しかし①怒鳴る、②威嚇する、③「もう知らない!」など子どもを否定するようなしかり方は、本当のしつけではありません。そうしたしかり方は、子どもの脳やココロに大きな傷を残し、むしろ逆効果です。 アメリカのハーバード大学との共同研究によると、言葉の暴力を経験した人は、経験していない人よりも約14%も、脳の聴覚野(ちょうかくや)が肥大することがわかっています。 これは、いわば脳の
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