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ブックマーク / www.jstage.jst.go.jp (123)

  • 父親の育児と幼児の社会生活能力

    This paper elucidates the difference between the fathers' care of children in single income families and double income families, and the relationships between the fathers' care of children and their social adaptability. Subjects consist of members of single income families and double income families. Both families are unclear ones. Children are of the pre-school age. Major results are as follows:

    i92study
    i92study 2020/01/31
    共働き家庭と専業主婦家庭の比較 43巻 3号 p.335-342
  • 乳幼児期・児童期の発達研究の動向と展望

    稿では,2016年7月から2017年6月末までに,『教育心理学研究』『発達心理学研究』『心理学研究』,Japanese Psychological Researchに掲載された論文及び,日教育心理学会第59回総会の発表のうち,乳幼児期から児童期を対象とした発達研究について概観した。これらの研究は,認知,社会性,自己,養育者と保育者,その他,の5領域に分類された。そのうち,雑誌掲載論文について,認知発達,社会性と自己の発達,養育者・保育者,の3領域に分けて解説したうえでコメントを加え,最後に,最近の教育界における動向をふまえた発達研究への示唆を述べた。

  • 乳幼児・児童期の発達研究の動向と展望

    稿では,2017年7月から2018年6月末までの1年間に『教育心理学研究』,『発達心理学研究』,『心理学研究』,Japanese Psychological Researchに掲載された論文,ならびに『日教育心理学会第60回総会発表論文集』に掲載された論文のうち,乳幼児期と児童期を対象とした発達研究について整理・概観を行った。これらの研究を,研究の対象とする社会的文脈に着目し,「家庭の文脈に関わる研究」,「園・学校の文脈に関わる研究」,「『非定型』的文脈に関わる研究」,「子どもの発達に焦点化した研究」に分類した上で,そのそれぞれについて,研究の整理を行った。最後に,以上の整理に基づき,今後,取り組むべき研究の課題を提示した。

  • 父親になる意識の形成過程

    はじめて父親になる男性がどのような心理的過程を経て父親になっていくのか, そして親になる以前からいだいていた「親になる意識」は, 実際, 父親になってからのわが子に対する養育態度とどのように関連しているのかを中心に検討を行った。まず, 父親になる夫に特徴的だったのは, 一家を支えて行くのは自分であるという責任感と自分はよい父親になれるという自信の強さであった。そして父親になる意識として「制約感」「人間的成長・分身感」「生まれてくる子どもの心配・不安」「父親になる実感・心の準備」「父親になる喜び」「父親になる自信」の6因子が明らかになった。親和性と自律性が共に高い男性は, 親になる意識のこれらの側面の内, 「父親になる実感・心の準備」「父親になる自信」が高いが「制約感」が低く, 父親になることに肯定的な傾向がみられた。また, これらの「親になる意識」が実際に父親になってからの養育態度にどのよ

  • 加熱調理の最適化を目指した物性変化の予測

    Online ISSN : 1883-8170 Print ISSN : 0453-4662 ISSN-L : 0453-4662

  • 育児支援のための揺動型電動ベビーベッドの設計および効果の検証

    In this study, an electric swinging crib was designed to calm crying babies by giving them comfortable swinging stimuli. In addition, the authors examined and verified the usefulness of the designed crib comparing with an existing type of electric baby rack. To test our design, an experiment was carried out with 6 two month old babies at Kyushu University. In the experiment, after crying continuou

  • 幼児の運動能力と身体活動における関連について

    This study intended a quantitative and qualitative examination of the relationship between motor ability acquisition and physical activities in young children, and to clarify factors affecting this acquisition. The methodology included measuring young children's motor coordination, and classifying the data into high-scoring and low-scoring children. In addition, physical activity counts, physical

  • 幼児の運動能力に影響を及ぼす要因

    5, 6歳児352名 (男児183名, 女児169名) を対象に, 幼児の運動能力に影響する要困について, 運動能力測定および質問紙による調査を実施し, そのデータを数量化I類を用いて分析した.その結果, 以下のことが明らかになった. (1) 男児の運動能力に影響する要因として, 「歩行開始時期」, 「徒競走の成績・母」, 「動作性IQ」, 「遊び回数・母」, 「遊び友達の人数」, 「遊び場所」, 「出生順位」, 「身体活動状況」の8要因が抽出された.この8要因の男児の運動能力に対する重相関係数はR=0.5801である. (2) 男児の運動能力を促進するのは, 早く歩き始めること, 母親の徒競争 (学生時代) の成績がよいこと, 母親の子どもとの遊び回数が多いこと, 多くの遊び友達と広い場所で遊ぶことである. (3) 女児の運動能力に影響する要困として, 「テレビ視聴時間」, 「身体活動状

  • 立ち会い出産における夫の満足感と立ち会い体験および妻への親密性との関連

    研究の目的は,夫側から立ち会い出産の満足感に影響を及ぼす要因および夫のへの親密性との関連を明らかにすることである。対象は,の出産に立ち会い有効回答が得られた174名(26.6%)とした。結果,夫の立ち会い満足感には,出産中のへの支援,出産中のから夫への反応,出生児との接触が影響を及ぼす。また夫の立ち会い満足感とへの親密性には関連があることが明かとなった。このことより,夫の立ち会い満足感を高めるために助産師は,にとってより効果的と感じる支援内容を夫へ説明し,へ提供できるようサポートすること,そしてから夫へ感謝の気持ちを表出させるようかかわることが重要であることが示唆された。

  • 夫立ち会い出産の現状と夫婦の意識調査

    わが国の夫立ち会い出産は増加傾向にあり, それには夫の強い意志が関係していることがうかがえる。夫の出産に対する姿勢は積極的になっており, 先行研究では満足できるお産の要因の一つとして分娩時における夫のサポートがあげられている。当院では, 希望に応じて夫立ち会い出産を行なっている。経膣分娩を行なった40組の夫婦の夫立ち会い出産の現状を把握して出産前後の夫婦の感情の変化を知り, 分娩時に必要な助産師による支援について明らかにするために アンケート調査とバースレビューを行なった。夫立ち会い出産の割合は, 45.7%であり夫立ち会い出産の希望理由としては, のそばにいて励まし, 生命の誕生をと共有するために夫自らが立ち会いたいという気持ちが強く表れていた。また, 夫立ち会い出産に対する夫婦の気持ちには個人差があり, それに合わせた支援が妊娠中から必要であることが分かった。2012年7月出産予定

  • 乳幼児に関する研究の動向

    稿では,教育心理学会第55回総会と,2012年7月から2013年6月末までに『教育心理学研究』『発達心理学研究』『心理学研究』『Japanese Psychological Research』で発表された乳幼児に関する研究の動向を3つの領域に分けて概観した。乳幼児の認知発達に関する研究の関心は,主に,非言語的な認知,言語,数,社会性であり,養育者や保育者が関連する研究の関心は,主に,子どもの自己制御機能,子どもの認知・行動と養育者の接し方との関連,養育者や保育者の認識・行動であった。保育・教育環境に関する研究の関心は,主に,幼児期の保育・教育のあり方や保育の質であった。これらの知見の学術的意義と教育的意義について述べた。最後に,教育心理学会ならではの教育的視点から,多岐にわたる知見を統合する必要性について論じた。

    i92study
    i92study 2019/10/03
    教育心理学年報 53巻 p.1-13
  • 学力格差は幼児期から始まるか?

    Online ISSN : 2185-0186 Print ISSN : 0387-3145 ISSN-L : 0387-3145

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    i92study 2019/10/03
    教育社会学研究 100巻 p.108-119. リテラシー習得度と家庭所得に関連なし. 語彙検査結果は所得と関連が有意. 語彙得点と通塾経験有無に関連あったが塾タイプによる差はなし. 語彙力は教育投資額とも関連が有意.
  • 3歳児をもつ父親と母親における親役割達成感の関連要因

    目的:父親と母親における親役割達成感の関連要因を明らかにし,今後の育児支援を行ううえでの示唆を得る. 方法:2012年9~11月にA市B区福祉保健センターが行った,3歳児健康診査対象児の父親と母親各222人を対象に,無記名自記式質問紙調査を行った.調査内容は,基属性,親役割達成感,父親の育児支援行動(情緒的支援行動・育児家事行動),育児ソーシャル・サポート,過去の子どもとのかかわり等とした.父親と母親おのおので,親役割達成感を従属変数とした重回帰分析を実施した. 結果:父親113人,母親144人の有効回答を得た.父親は,健診対象児の出生順位が低いほど,母親への情緒的支援行動が多いと認識しているほど,親役割達成感が高かった.また,「育児が思うようにいかない」と感じているほど,親役割達成感が低いことが示された.母親は,子どもをもつ前に子どもとふれあう機会があった場合や,父親からの情緒的支援行

  • 親としての発達に関する研究―1歳半児をもつ父親の育児家事行動の観点から―

    初めて親となった父親の発達について, 母親の発達との比較と父親発達への影響要因を明らかにすることを目的に研究を行った. 調査は子どもが1歳半になった時期に父親と母親に対して別々に実施し, 分析対象は両親の回答がそろった178組 (有効回答率45.8%) とした. その結果, 以下のことが明らかとなった. 父親の育児家事行動の中で, 子どもに話しかける・だっこする・遊び相手になるや, 母親への精神的援助など比較的行動しやすい行動得点は高いが, 子どもへの具体的な世話や家事行動の得点は低かった. 親としての発達に関する因子得点は両親とも高く,「生き甲斐・存在感」因子はどちらも第1位であったが, 2位以下には父母間に違いがあった, 父親と母親の因子得点の比較では, 母親のほうが父親よりすべての因子で高かった. 父親の発達には父親の役割観と育児家事行動の行動得点の高低が影響しており, 母親の父親に

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    i92study 2019/10/02
    日本助産学会誌 第12巻 第2号(1999.1)
  • 母乳育児に対する母親と父親の意識

    核家族化した現代の育児において,父親の果たす役割は大きく父親への支援について考えることは母子保健分野において重要なことである。それは,母親が主体となる母乳育児においても同様と考える。そこで研究では,母乳育児における母親と父親の意識について検討した。調査は,1歳6か月児健康診査に来所し,調査に協力の得られた287組を対象として,無記名自記式質問紙調査を行った。調査内容は、対象の属性と先行文献を参考に作成した母乳育児像についての31の質問項目である。母乳育児像については,母親・父親別に因子分析を行った。その結果,母親の母乳育児像においては,『母の満足・幸福』,『母乳育児志向』,『母乳育児の簡便さ・楽しさ』,『母乳の利点』,『母乳育児の方法』の5つの因子が抽出された。父親の母乳育児像においては,『母子を見守る満足』,『母乳育児志向』,『母乳の利点』,『母乳育児の簡便さ』,『の満足』,の5つの

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    i92study 2019/10/02
    山陽論叢 16巻, p.133-143
  • Twitterユーザの受け取るフィードバックと人格特性の変化の関係に関する調査と分析

    研究では,Twitterユーザを対象に,人格特性の変化と他ユーザから受け取ったフィードバックの関係を明らかにした.ここで対象としている人格特性は,Five Factor Modelとして知られる開放性,誠実性,外向性,協調性,神経症傾向の5次元で構成される.我々はまず,IBMの提供するモデルを用いて,Twitterユーザのツイートから過去と現在の人格特性を推定した.次に,過去と現在の間に,Twitterユーザの人格特性がどの程度変化しているかを確認した.さらに,上述の期間において,Twitterユーザが受け取った返信,引用,そして登録に関するデータを取得し,それらと人格特性の変化量の関係を非線形重回帰分析により明らかにした.この分析から,他ユーザによるフィードバックが人格特性の変化に有意に影響する可能性があることが分かった.最後に,これらの結果を踏まえた考察と今後の展望について述べた.

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    i92study 2019/10/01
    冨永 登夢, 土方 嘉徳. 知能と情報, 31巻, 1号, p.516-525
  • 母性研究の課題

    論文は, 子育てに対する危機感が強まっている今日の日社会にあって, 心理学領域の母性研究が果たすべき課題について言及している。母性に対する研究は, 女性であれば誰にでも画-的に育児の適性があるとした従来の母性観を検証することを課題としてきた。昨今では, 育児支援の方途を求める社会的要請に応えるためにも, 母性研究への期待は大きい。しかし, 子育てはきわめて個別性の高い営みであり, 平均的, 公約数的な母親理解で対処できるものではない。かつてに比べれば, 研究テーマも母親にまつわる諸側面が対象とされるなど多岐にわたっているが, データの数量的な解析を主とする手法に依存する研究が大半を占めているという問題を指摘している。同時に子育てのあり方には時代の要請が大きく反映されるものであり, 研究視点の取り方や知見の解釈において時代のイデオロギー性に流される危険性が高い。子育てに対する社会的な関心

  • 父親の発達研究と家族システム

    論文は, 父親の育児関与とそれが父親におよぼす影響についての概観を試みたものである. これまでわが国の発達研究者の多くは, 父親の子どもへの影響についてほとんど考慮してこなかった. 親子関係に関する大部分の研究は, 主として母子関係の研究に集約されている. そのため父性や父子関係の研究は, 大変少ないのが現状である. 他方, 欧米の研究者では, 家族を社会システムとしてとらえる見方が次第に濃厚になっている. その理由は, 母親, 父親, 子ども, の家族メンバーが, お互いに直接あるいは間接に影響しあう存在だからである. 近年, 父親の文化的イメージは, 養育する父親として, また子どもと同様, 発達する父親としてとらえられている.

  • PF024 子どもの誕生前後における父親意識・役割行動の発達的変化 : 縦断的研究からみる親子関係(26)(ポスター発表F,研究発表)

    Online ISSN : 2424-1571 Print ISSN : 2189-5538 ISSN-L : 2189-5538

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    i92study 2019/10/01
    ,亀井 美弥子,東海林 麗香, 日本教育心理学会総会発表論文集, 第48回
  • 父親になることによる発達とそれに関わる要因

    父親は,子どもとの関わりを通して精神面・行動面においてどのような変化を遂げるのだろうか。研究は,その内容を明らかにし,その規定因を育児関与の頻度および個人的要因・家族要因・職場要因の3要因から検討したものである。まず,父親の発達の内容を明らかにするために,3〜5歳の子どもの父親92名を対象に自由記述による質問紙調査を,さらにそのうちの23名に対し個別面接調査を行った。そこで得られたエピソードから尺度を作成し,それを用いて第1子が未就学児である父親224名に質問紙調査を行った。その結果,父親になることによる変化として⌈家族への愛情⌋,⌈責任感や冷静さ⌋,⌈子どもを通しての視野の広がり⌋,⌈過去と未来への展望⌋,⌈自由の喪失⌋の5因子が抽出された。これら5因子と育

    i92study
    i92study 2019/10/01
    発達心理学研究, 17巻, 2号, p.182-192