この案は、サンフランシスコ市警(SFPD)に、極めて厳しい状況で、ロボットによる容疑者殺害を認めるもの。カリフォルニア州は今年、市警に軍用級装備の目録を作成し、それらを使用するときは許可を得ることを義務付けており、これを受けた提案だった。 殺傷能力を持つロボットの運用に反対する団体「Stop Killer Robots」(殺人ロボットを止めろ)のキャサリン・コノリー博士は、この動きについて、物事が悪い方向に進む危険性を秘めている「滑りやすい坂道」だと指摘。「人間が武器の使用やその結果の責任をどんどん取らなくなっていく」恐れがあるとしていた。