「浮気は本能だ」って、よく聞きますよね。子孫を出来るだけたくさん残したいと思うのは、人間として仕方のないことなのだと。 カマキリのように、複数のメスと交尾したあと、死を迎える生き物ならわかります。(ちなみに、最後の交尾中にメスに食べられて死にます。オスを食べたほうが、より多くの卵を産むことができるのです。) しかし人間は結婚をして、数少ない子どもを愛情をかけて育てあげるという、高度な進化をしてきた生物。いまさら「子孫を多く残し続けるのが本能」と言うのは、こじつけではないでしょうか。事実、浮気をしなくても生きていける人間は、ゴマンといるワケですから。 浮気をするのは、もちろん性格。そして本能ではなく、<DRD4>という遺伝子のせいだというのが、近頃では有力な説になっています。 ScienceDirectに掲載されたChuansheng Chen博士の論文によると、<DRD4 7R/2R al