静岡県の駿河湾で始まったばかりのサクラエビ漁。関係者も驚くほどの豊漁で去年に比べてなんと、44倍です。 ■漁師も驚き「満足いく量」 ホースから次々と飛び出してくるのは、旬を迎えた「サクラエビ」。これは13日、静岡県の駿河湾で行われたサクラエビ漁の様子です。 ケースいっぱいに詰められたサクラエビは、次々と甲板に積み上げられていきます。 “サクラエビ豊漁”の知らせを受け、番組は漁に同行しました。 日中は水深200メートルから300メートルの深海に生息しているサクラエビ。夜になると、餌(えさ)を求めて浅いところまで上がってくるため、漁は夜に行われます。 漁の方法は、2隻の船が1組となって行う「二艘曳き(にそうひき)網漁」。海の中にいる群れめがけて巨大な網を投入し、2隻で引いていくというものです。 船のソナーには、サクラエビの群れと思われる反応がありました。赤い線が、網の位置を示しています。 サク