いろんなことをサボっていましたので、ぼちぼちと。。。 みずほ総研:金融危機の再発防止に向けた金融機関のモラルハザードへの対応 サブプラ危機を教訓としてG20などで金融機関監督体制が議論されているらしい。これは”リビング・ウィル(生前遺言)”をキーワードに議論の流れを俯瞰した良質のレポートだと思う。 ここでのリビング・ウィルとは、大手金融機関が破綻に陥った場合の処理を容易にするために、その処理計画を予め準備するように義務付けることらしい。 詳細はお読み頂くとして、みずほ総研はその実効性に疑問を呈しているように思える。 ①平常時に破綻時の計画をたてることがそもそも可能か ②立案後の環境変化をどう織り込むのか ③計画の内容と第三者との関係 といった点を指摘している。これらの指摘はもっともなんだけど、それ以上に疑問なのは、破たん処理の際に公的資金(支援)を前提とした計画が認められるのか、ということ
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