ダンダリンはいなかった 今年のユーキャン新語・流行語大賞のトップテンのひとつに選ばれた「ブラック企業」。この秋に放送されたドラマ『ダンダリン』は労働基準監督署を舞台に、不当労働を強いる職場を役人が積極的に告発していました。しかし、かつての勤務先が労働規約を、一方的に従業員の不利になるよう改訂し、そのことを労働基準監督署に相談すると 「そういう会社は辞めた方がよいですね。ウチ(監督署)がはいって改善されても、犯人捜しが始まり、(その後)務めていられなくなりますよ」 と現実的なアドバイスをいただいたことを思い出します。「ブラック企業」という言葉のなかった時代の話しです。ブラック企業とはパワハラにセクハラ、長時間労働を強制し、残業代などの割増賃金を未払いする企業のことです。 先の相談をした会社員時代。新規事業の立ち上げで朝も昼もない日々が続きました。どうにも手が足りず、新婚だった妻を会社に呼び出
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