IPA(独立行政法人情報処理推進機構、理事長:藤江 一正)では海外のSNSからの友達リクエストに承認した結果、Googleに登録してある友人のメールアドレスに対して自分名義で招待メールが送信されている、という相談が急増しています。特に Google Apps を利用してメールを独自ドメインで運用している組織(*2)への影響が懸念されることから、注意喚起を行います。 「友人からの友達リクエストと思しきメールが届いたので承認をした。その後、Googleの連絡先(コンタクト)に登録しているアドレス宛に自分の名義で同様の友達リクエストのメールがばらまかれたようだ」といった趣旨の相談が10月に入り39件(10月23日現在)寄せられ、前月の3倍を超過しています(図1-1)。 また、JPCERT/CCによると、前述のような事案の被害に関して情報公開する組織が10月に入り急増し、18件(10月23日現在)