米ワイアード誌 元編集長。「ロングテール」のコンセプトとこの言葉を、2004年に同誌上ではじめて世に知らしめ、その著書『ロングテール――「売れない商品」を宝の山に変える新戦略』(早川書房)は世界的ベストセラーとなった。2007年にはタイム誌の「世界でもっとも影響力のある100人」に選ばれている。また、ビット世界における無料経済モデル、フリーミアムをいち早く取り上げた『フリー』(NHK出版)は、世界25か国で刊行され、日本ではアマゾンの年間トップ10に入るベストセラーとなった。 最新刊『MAKERS』では「メイカームーヴメント」の実像を描き出す。近年、ラジコン飛行機製造キットと部品の製造販売を行う企業「3D ロボティクス」を設立し、数億ドル企業へと成長させるなど、新時代の「メイカーズ」を自身で体現している。