タグ

ブックマーク / gendai.media (9)

  • なぜ中国人留学生は、日本人から「中国の歴史」を学ぶのか(天児 慧,鶴間 和幸)

    古代文明から現代の経済発展までを描いた「中国歴史」全12巻が、10月から講談社学術文庫で刊行されました。2004年から05年にハードカバー版で刊行されたこのシリーズは、中国台湾でも翻訳出版され、累計部数は150万部に達しています。壮大な中国通史の何が人々をひきつけるのか、今の中国を読み解くカギをどう歴史に求めるべきか。シリーズの編集委員をつとめた鶴間和幸氏(中国古代史)と、執筆者の一人である天児慧氏(現代中国論)に語っていただきました。 なぜ、中国でウケたのか? 鶴間 天児先生がこのシリーズで執筆されたのは、現代中国をとりあげた第11巻『巨龍の胎動』ですが、刊行から16年たって、もはや胎動ではなく、まさに巨龍が世界の中心になりつつあります。 当時は、まさかこんなに早く中国が世界で大きな存在になるとは予想できませんでした。正直なところ、いまの中国の姿には驚いています。 天児 おっしゃると

    なぜ中国人留学生は、日本人から「中国の歴史」を学ぶのか(天児 慧,鶴間 和幸)
    i_hikaru
    i_hikaru 2020/12/21
  • 「日本人女性は海外ですごくモテる」の真相(雨宮 紫苑)

    22歳のときにドイツ移住、そこで就職の壁にぶち当たりながらも、現在ドイツ人のパートナーと結婚し、暮らしている雨宮紫苑さん。海外に暮らして見えてきたことなどを寄稿いただいている雨宮さんだが、「海外在住」ということで起こるさまざまな誤解について執筆したコラムの第3回目は、「日女性が海外でモテる」真相について分析します。 雨宮紫苑さんの今までの記事はこちら 日人女性は当に海外で「モテる」のか 前回、前々回にわたり、「海外在住者に対してよくある誤解とそれに対する弁明」を書かせていただいた。 でも実は、前回の記事からカットした部分がある。それが、「海外在住の日人女性はみんな同じ見た目になる」というイメージについてのくだりだ。これに関しては改めて書きたかったので、こうして別記事にさせていただいた。 というわけで、今回の記事では、「海外在住女性はなぜみんな黒髪ワンレンロングになるのか」「日

    「日本人女性は海外ですごくモテる」の真相(雨宮 紫苑)
    i_hikaru
    i_hikaru 2020/02/20
  • 『アナ雪2』エルサの「スピリチュアルな自己実現」の奇妙さを考える(北村 紗衣) @gendai_biz

    エルサの「自己実現」はどう描かれる? 2013年に大ヒットを飛ばし、文化現象と言えるほどの影響力を持つようになったディズニー映画『アナと雪の女王』の続編である『アナと雪の女王2』が11月22日に公開された。この原稿を書いている12月9日時点でもヒット中で、世界興行収入は9億ドルを超えた。 この続編については賛否両論あるが、現時点で映画のレビュー点数化サイトであるロットントマトズではプロの批評家による評価が78%、それ以外の観客の評価が92%で、人々はおおむね満足して映画館から出てきていると言える。 レビューの著者は、第1作について「理想宮か、公共彫刻か?――『アナと雪の女王』」という批評を書いたことがある。そこで指摘したのは、ヒロインのひとりであるエルサが一度は捨てた故郷アレンデールに戻り、女王としてのつとめを果たすことを決意するという結末は幸せと言えるのか、ということだった。 エルサは

    『アナ雪2』エルサの「スピリチュアルな自己実現」の奇妙さを考える(北村 紗衣) @gendai_biz
    i_hikaru
    i_hikaru 2019/12/15
  • がん研究者が心の底から「標準治療を選んで!」と訴える理由(大須賀 覚)

    がんはとても難しい病気です。残念ながら標準治療を行っても、全員が助かるわけではありません。そのため、他の未承認治療も含めて、できる限りのことをしたいという気持ちはもちろんわかります。 ただ、ネットで宣伝されている未承認治療の中に有効なものが隠れている確率は極めて低く、それらに過度の期待をしてはいけません。未承認治療も加えたいと思う場合には、専門の医師の意見を聞いた上で、適切な形で行われている臨床研究に参加することを選択されることが望ましいです(くわしくは以前の記事〈手を出してはいけない「がん未承認治療」の見分け方、教えます〉をご覧ください)。 保険診療している医師に相談を 標準治療を行っている医師にまずは相談をしてください。そして、ご人の治療に対しての疑問・不安・希望を伝えてください。医師はそれを踏まえて、一緒に治療を考えてくれると思います。 標準治療と一言にいっても、大変に多くのバリエ

    がん研究者が心の底から「標準治療を選んで!」と訴える理由(大須賀 覚)
    i_hikaru
    i_hikaru 2019/02/27
  • がんの「余命宣告」の正しい意味を知っていますか?(大須賀 覚) | ブルーバックス | 講談社(1/4)

    社会の高齢化にともない、日人の2人に1人は生涯で一度はがんになると言われている(国立がん研究センター「最新がん統計」2017年)。 最近は免疫の仕組みを利用した薬も開発され、日々治療法は進化している。しかし、ひとたびがんになると気になるのが「余命」という言葉。 ところが、医師と患者のあいだで、この余命の捉え方にズレがあり、要らぬ誤解を招いているという状況がある。米国でがん研究を行う大須賀覚医師に、がんにおける「余命」の正しい捉え方について寄稿していただいた。 余命宣告というのは、ドラマなどでこのシーンが良く登場することなどから、一般の人にとっては進行がんの治療において必須のもののように思われています。しかし、実際には余命宣告は必須ではなく、また医師と患者の間で様々な誤解を生む、要注意な事象の1つでもあります。 しかし、そのことはあまり一般の方には知られていません。今回はそんな余命宣告につ

    がんの「余命宣告」の正しい意味を知っていますか?(大須賀 覚) | ブルーバックス | 講談社(1/4)
    i_hikaru
    i_hikaru 2018/10/04
  • 朝日新聞はなぜ麻生太郎からの「朝日叩き」に沈黙を守るのか(プチ 鹿島) @gendai_biz

    麻生が朝日を叩くワケ 思わずギョッとした記事があった。 『昭和のサマータイム廃止「朝日新聞の責任」、麻生氏「記者が飲みに行きにくくなるからだろ?」』(産経ニュース8月15日) という記事である。 麻生太郎財務相が、昭和23年に導入された夏の時間を繰り上げるサマータイム(夏時間)が4年間で終わった理由について、「(終わったのは)朝日新聞の責任だぞ」と言ったというのだ。 ああ、またかと思った。 呆れるが、でもこれをスルーしてはマズい。その理由は後述するとして、まず記事から麻生氏の発言を抜粋してみよう。 朝日の記者がサマータイム導入検討について麻生氏に質問すると「確か俺の記憶だけど、違ってたらごめん」と付け加えた上で、 「(当時の朝日新聞はサマータイム導入を)あおって書いたんだ。だけど良くないから止めた方がよいって(報道した)」 「(止めるべきと)書いた最大の理由は、新聞記者が明るい最中だと夜に

    朝日新聞はなぜ麻生太郎からの「朝日叩き」に沈黙を守るのか(プチ 鹿島) @gendai_biz
  • 奥村隆「息子と僕のアスペルガー物語」 | 現代ビジネス @gendai_biz

    奥村隆「息子と僕のアスペルガー物語」【第37回】 「スケジュールの空白」に耐えられない僕の、最高の夏休み

    奥村隆「息子と僕のアスペルガー物語」 | 現代ビジネス @gendai_biz
  • 話題の本の著者に直撃!加藤一二三訪れたチャンスをつかむには、精神のあり方が重要なのです(フライデー) @gendai_biz

    かとう・ひふみ/'40年生まれ。将棋棋士。'54年に史上初の中学生棋士となり注目を集める。18歳でA級八段になり、「神武以来の天才」と称される。'82年に名人位を獲得。通算勝数は1300を超え、歴代2位。近年はバラエティ番組でも活躍〔PHOTO〕中場敏博 取材・文/森 省歩 ―加藤さんは「神武以来の天才」と呼ばれた棋士です。書には「天才が天才を語る」とのキャッチコピーがつけられていますが、将棋界における「天才」とはどのような存在なのでしょうか。そして、なぜ「羽生善治論」なのでしょうか。 私は自分のことを自分で「天才」などと言ったことはないんですが、将棋界の偉人である故・大山康晴15世名人が、自著の中で「加藤一二三は大天才である」と書いてくださったんです。将棋界には「大天才」と「天才」と「小天才」がいるということらしいんですが、あの大山先生が大天才と認めてくださったのだから、「天才論」を書

    話題の本の著者に直撃!加藤一二三訪れたチャンスをつかむには、精神のあり方が重要なのです(フライデー) @gendai_biz
  • もし「反物質」でできたアイスクリームがあったら? 宇宙と私の謎(村山 斉)

    私たちは星のかけらからできています。 では、その星たちは何からできているのでしょうか。名著『宇宙になぜ我々が存在するのか』より集中講義の形で抜粋紹介します。 私たちの体は物質でできています。それだけでなく、身のまわりにあるもの、地球、太陽などの恒星も物質によってできています。いわば、私たちは物質に囲まれて生きているわけです。この物質を細かく分けていくと原子に行きつきます。 原子(アトム)とは、古代ギリシャに考えられていたアトモスに由来する言葉です。このアトモスというのはこれ以上分割することのできないものという意味で、原子が発見されたときは、物質をつくっている根源的な粒子という意味で、原子という名前がついたのです。 でも、原子が根源的な粒子でないことはいずれ明らかになりました。原子を調べていくと、プラスの電気をもった原子核とマイナスの電気をもった電子で構成されていることがわかってきたからです

    もし「反物質」でできたアイスクリームがあったら? 宇宙と私の謎(村山 斉)
  • 1