ブックマーク / greenaster.hatenablog.com (2)

  • 「百鬼夜行抄」今市子 - イーハトーヴの小さな図書館

    普通の人間にはない妖魔と通じ合う力を持っているために、幼い頃から魑魅魍魎に狙われながら成長した大学生・飯島律。 彼を守護するのは、亡き祖父・飯嶋蝸牛が従えていた強力な妖魔・青嵐、そして力は弱いが忠実でユニークな妖魔・尾白と尾黒。 さまざまな妖魔が平穏なはずの日常に忍び込み、律とその家族は次々と奇妙な事件に巻き込まれていく…。 妖魔(妖怪)好きにはたまらない1冊であり、多くのファンがいる作品。 オムニバス作品だが、一つの作品の内容が濃く一度や二度読んだだけでは、まったく理解できないほどの難解な内容が多く、それを読み解くのがファンの喜びとなっている。

    「百鬼夜行抄」今市子 - イーハトーヴの小さな図書館
  • イーハトーヴ海岸 - イーハトーヴの小さな図書館

    「イーハトーヴ」とは、宮沢賢治のふるさとを示し、岩手県の愛称のように使われている事が多いが、『注文の多い料理店』の序文にあるように、“著者の心象中に、この様な情景をもって実在したドリームランドとしての日岩手県である”と示され、来は「ドリームランド」を意味するものであると思う。 「イーハトーヴ」は、確かに岩手県からの発想だが、正確には岩手県を超えた地域も含まれており、『ポラーノの広場』には、「イーハトーヴ海岸」という地域が出てくる。 「主人公・レオーノキューストは、イーハトーヴ海岸の一番北のサーモの町から南に標採集の出張を一ヶ月続け、最後は小さな汽船でシオーモの港に着き、そこから汽車でセンダードの市に行きました」とある。 この「イーハトーヴ海岸」こそ、青森県から宮城県までの三陸海岸であり、「サーモ」は青森県八戸市の鮫、「シオーモ」は宮城県の塩釜であり、「センダード」は仙台市がモデルとな

    イーハトーヴ海岸 - イーハトーヴの小さな図書館
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