AMGエンタテインメント 公式サイトより それまではシネコンで上映されるような「しっかりした」作品に親しんできた自分にとっては衝撃だった。ゆるい。全てがゆる過ぎるのである。ノンネイティブでも棒読みと分かる俳優陣、突飛なストーリー展開、プロが作ったとは思えないVFX(視覚効果)、そして昭和の特撮を思わせる味のあるサメ……。 『フランケンジョーズ』は、ナチス政権下で開発されたフランケンシュタインの脳味噌を、ナチスのシンパ(信奉者)である現代の科学者がサメと合体させるという頭がどうかしてるとしか思えない作品だ。 劇中でフランケンジョーズに腕が生え(なぜ?)上陸を果たす(なぜ?)きっかけとなったあの落雷のように、私の全身に電流が走った。 「え……?なに……? これは何なの……?」 今まで自分が思い描いていた映画の概念を根底から揺さぶる体験だった。元から分からないことがあれば突き詰めるタイプだったこ
東京 池袋で車を暴走させて母親と子どもを死亡させた罪に問われている90歳の被告の裁判で、21日、遺族による被告人質問が行われ、被告は「心苦しいとは思うが、私の過失はないものと考えています」などと述べました。 旧通産省の幹部だった飯塚幸三被告(90)は、おととし4月、東京 池袋で車を暴走させて歩行者をはね、松永真菜さん(31)と長女の莉子ちゃん(3)を死亡させたほか、9人に重軽傷を負わせた罪に問われ、無罪を主張しています。 21日は東京地方裁判所で、被害者参加制度を利用して審理に参加している遺族による被告人質問が行われました。 このうち妻子を亡くした松永拓也さんは「事故当時、あなたは100%ブレーキを踏んだ自信があるのか」などと認識をただしました。 これに対し、飯塚被告は「心苦しいとは思うが、私の記憶では踏み間違いはなかった。私の過失はないものと考えています」などと述べました。 また、真菜さ
新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が沖縄県を除いて解除されたことを受けて、自民党の各派閥や所属議員は、自粛していた政治資金パーティーを順次再開することにしていて、21日夜、山口選挙対策委員長が東京都内でパーティーを開きました。 10都道府県に出されていた緊急事態宣言のもとで、自民党内では、各派閥がこの春に予定していた政治資金パーティーを延期するなど、開催の自粛が続いていました。 こうした中、沖縄を除く地域で宣言が解除されたことを受けて、自民党の山口選挙対策委員長は、21日夜、東京都内のホテルでパーティーを開き、安倍・前総理大臣や茂木外務大臣らが出席しました。 パーティーでは、食事の提供はなく、出席者も例年の3分の1程度に抑えて開催され、山口氏は「秋までには間違いなく衆議院の解散・総選挙がある。しっかり勝ち抜き、菅政権を盤石にするために先頭を切って頑張りたい」と述べました。 衆議院選挙を控
「無観客が望ましい」――。専門家有志の提言もむなしく、政府やIOC(国際オリンピック委員会)などの5者協議が21日、東京五輪の有観客開催を決定。観客数は「上限1万人」と感染拡大リスクは爆騰だが、菅首相や大会組織委員会が掲げる対策内容が「競技会場に直行直帰すべし」とはふるっている。明らかに逆効果で“密”を誘発するのは確実だ。 ◇ ◇ ◇ 「『直行直帰』には、首をかしげざるを得ません」と、ある大会関係者はこう続けた。 「会場に向かう際はともかく、問題は『帰り道』。競技によっては終了時刻が夜11時過ぎになる。観客は終了後、席ブロックごとに時間をかけて順番に退場。すると、頭に『終電』がチラつく観客が、ドタバタと最寄り駅に大挙し“密”ができる恐れがあります」 確かに3オン3のバスケットボールやサッカーなど6競技のうち一部の日程で、終了予定時刻は午前0時近くになる。国立競技場で行われる開閉会式も夜
〝出来レース〟だったということか。東京五輪・パラリンピック組織委員会、国際オリンピック委員会(IOC)、日本政府、東京都、国際パラリンピック委員会(IPC)の代表らによる5者協議(21日)で、観客の上限数を会場定員の50%以内、最大1万人とすることを正式決定したが、「無観客」を拒否し続けたのは〝五輪貴族〟のIOCではなく日本側だったことが判明。水面下で綿密に練られた「筋書き」を追跡した。 【写真】〝五輪中止〟Tシャツが再びバカ売れ! 五輪本番前で最後となった5者協議の冒頭あいさつで、IOCのトーマス・バッハ会長(67)は「観客上限の決定を聞くのを楽しみにしています。聞く前から言えますが、IOCは日本の皆さんの決定をサポートします」と話した。だが、この時点で「有観客開催」はとっくに日本側からIOC上層部へ伝えられていた。 5者協議は観客上限を話し合う体裁ではあったものの、冒頭あいさつを除くと
新型コロナウイルスに感染した「古い政党から国民を守る党」党首の立花孝志氏が21日、自身のYou Tubeに新たに投稿し、退院を報告した。「無事にコロナの入院から退院しまして、色々とご心配をおかけしました」と語った。 動画の中で、あくまで自身の感染で感じたこととして、驚いたことを2つ挙げた。一つは「コロナはきちんと治療方法があるということ」、もう一つは「少なくとも僕が入院していた病院がガラガラだった」こと。「4人の大部屋8つ、個室10室くらいあったが、稼働している、入院されている方は5人くらい、多い時で7人くらいだった」と語り、「不安を感じる方は無理せずに入院すればいい」とした。 さらに「医療の進歩を肌で感じた」「これだけの医療体制を構築してくれた政治家、官僚、医療従事者のみなさんに感謝したい」とした立花氏は「コロナを怖いと言い続ける人はいるでしょうが、経済を止めるレベルではないし、オリンピ
政府、組織委、東京都、国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)の代表者による5者協議が21日、オンラインで行われ、国内観客の上限を収容人数の50%以内で最大1万人とすることが決まった。政府の「新型コロナウイルス感染症対策分科会」の尾身茂会長ら専門家有志から無観客開催を推…
(※ 新しい予測を公開しました→ 東京の感染者数を5週間ぶん予測した (6月28日版)) いまこの瞬間にあなたがコロナに感染したとしても、潜伏→発症→検査→確定のタイムラグがありますから、1人の感染者数として発表されるのはずっと先のことです。つまり、ある程度先の未来は、「いま感染したばかりの人々」によってすでに決まっていると言えます。 ここでは、人々の緊張感と行動に影響する「3週前の感染者数の最大値」と、感染に影響する「2週前の人流」という、いずれもこれまで比較的高い相関を示してきたデータを元に、すでに決まっているはずの近い未来である2週ぶんについて、感染者数の推移を予測しました。さらに、予測した結果得られる「今後の感染者数の最大値」を二段ばしごのように活用し、計5週ぶんの未来まで予測しています。(ただし、3週目から先は、いまから変えられる未来でもあります) あれこれ条件を変えたシミュレー
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