いまや節約上手な人にとってはかなり日常的なアイテムとして浸透しているポイントやクーポン。しかし、ポイントを貯めるには相応の金額の買い物も必要だったり、ポイントカードをいちいち出すのが面倒だったりと厄介に思う人も少なくない。 そんな中ベンチャー企業のH2Hが“待ち時間や滞在時間など無駄な時間をポイントとして貯める”というコンセプトのサービス「タイムウォレット」を開始した。 システムはシンプルだ。専用アプリをダウンロードし、ビーコン(無線機器)を設置した加盟店に行くと、ビーコンの電波圏内に滞在した時間をアプリが計測。その時間に応じてポイント(min)が貯まるという構図。サービス開始に先立って行われた実証実験では、都内のタクシー会社「グリーンキャブ」がビーコンを搭載、移動中に渋滞に巻き込まれてもその時間だけポイントを貯められるため、乗客のストレス軽減にも繋がったという。 H2H代表取締役・木村雄