楽天は7月1日、組織を改正した。組織の階層を減らすることで、意思決定の迅速化を図るのが狙いだ。 具体的には、従来あった33のビジネスユニット(BU)を、9つのBUと新設の「グロースグループ」と「インキュベーショングループ」の2グループに再編する。 管理、開発部門については本部制から部/課に変更する。これまで本部に属していた開発部隊は、事業規模や収益性、成長性をもとに各BUに配置し、現場ベースの開発体制を敷くことで生産性向上を図る。 新組織体系は以下のとおり。 EC BU:楽天市場事業、ビジネスサービス事業、デリバリー事業、オート事業、国際市場統括事業、物流事業 コンテンツBU:インフォシーク事業、コンテンツ事業、ブログ事業 パッケージ&エンタメBU:パッケージメディア事業、チケット事業、メディアレンタル事業 広告BU:広告事業、リンクシェア、Rakuten USA プロスポーツBU:プロス
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