5月22日をもって開業1周年を迎える東京スカイツリー。来場者数は今年3月末で4,476万人を突破した。その注目度は未だ衰えず、現在、もっとも熱い観光スポットと言えるだろう。一方で、最寄り駅である東武伊勢崎線「業平橋駅」を「とうきょうスカイツリー駅」に改称したことについては、今なお賛否両論が渦巻いている。そもそも旧名称の地名「業平」とは、平安時代の歌人・在原業平が没した場所だったことに由来している。地元住民を中心に「安易な改名はその土地の歴史を踏みにじっている」と抵抗を覚える人も少なくない。 この「カタカナ駅」はとうきょうスカイツリー駅に限ったことではない。東京りんかい線の品川シーサイド、天王洲アイル、東京テレポートやJR武蔵野線越谷レイクタウン駅、JR西日本桜島線ユニバーサルシティ駅、JR四国高徳線オレンジタウン駅、JR九州鹿児島線スペースワールド駅など、全国各地に存在する。なるほど、これ