藤と言えば日本古来の花木と言われ、万葉集にも歌われています。 その日本を代表する原種・野田藤、色ごとに、うすべに藤、むらさき藤、長藤、八重の藤、白藤と順に花を先送ります。最後は日本では栽培が難しいと言われているきばな藤(マメ科キングサリ属)と1ヶ月以上も藤の花がお楽しみになれます。 600畳敷の大藤棚3面と世界でも珍しい八重の大藤棚、庭木仕立ての藤、80mにも渡って続く藤の花のトンネル(白藤、きばな藤)、そしてスクリーン仕立て、池に映る水鏡効果の夜の藤達と、この世のものとは思えない程の息をのむ美しさです。 4月中旬、最初に開花するうすべに藤が見頃を迎えます。 全国各地に販売されています紅藤(園芸改良品種)とは異なり、野田藤の淡い40cm程のやさしい藤の花です。 ふじのはな物語の開園を告げる藤です。この頃、大藤も数輪開花し始めます。 藤と言えば紫と言われる程です。 野田藤の40~50cmの花