最近、いくつか若手向け勉強会でお話をする機会を得ました。その後の懇親会にもそれぞれ参加して思ったことがあります。それぞれ素晴らしい若者たちですが、先の見通しが非常に暗いんです。日本の将来にとても悲観的で、未来を信じられなくなっているのです。 それもいたしかたないところもあります。なぜなら毎日嫌というほど悲観的なニュースが流れていますからです。 こういう勉強会に出る「真面目な」社会人はだいたい「一流」といわれている官庁や企業に勤めていて、しっかりとビジネス誌や日経新聞を読んで情報収集に余念がない人たちです。だから毎日毎日わんさか暗いニュースを読んでいて、どんどん気持ちが暗くなっていくのです。そして日本の暗い未来が自分の未来に連動してしまうように感じているのでしょう。 しかし、読みどころを変えると全然違う見え方ができます。四季報で一番多く出現している言葉は「最高益」だそうです。驚きではありませ
