立体感が出せないという時、思い出して欲しいことがあります。 それは「面で見る」ということです。 「面で見る」というのは、デッサン特有の見かたなのですが、滑らかな曲線を大まかな形の変わり目ごとに区切り「面」に見立ててあるものです。 複雑な形であっても、このような面の方向性と変化があります。 独特な考え方でもあるので、慣れないと「んんん?」と感じるかも知れませんが、この見方ができるようになると、立体感が掴みやすく、鉛筆を運ぶ方向も解ってきますので、知っておくと便利です。 平面の紙の上に立体を表現するって、やはり慣れないと難しいんですよね。。。 「面」を観察するポイントとしては、「面」=「形の変わり目」でもありますので、目を細めて対象を見てみてください。 目を細めてみると、細かいところが省けて「明るいところ」「暗いところ」と、大きなトーン(明暗)の流れが確認しやすくなります。 また、アウトライン