難しい仕事が簡単に扱われるようになったなぁ、と思う。 学生の頃、時給千円を越えるとすごいと思った。 八時間働いて一日八千円。 二十日働いたら十六万円。 額面年収、百九十二万円。 いまならわかる。あれは低賃金だ。 昔のことは知らないけど、覚えているかぎり、この額で一ヶ月を乗り越えるのは難儀した。家賃生活費を支払い学費を残せば雀の涙の貯金もできず、単発のバイトも入れ始めて休めず身体を壊した。 苦学生だったので。 仕事を探せばそんなのがごろごろしている。 時給千円フルタイムを高収入といわんばかり。 ボーナス満額もらっても年収三百万を越えない。 しかも難しい仕事内容をあげつらねて、それ。 経験を求めるなら給与出そうよ。 最低賃金で働かせるなら、ここに線を引くだけとかの仕事にしようよ。 能力にただしくお金を払おうよ。 そうできない経済体系をどうすればいいのかあたまわるいからわからん。賢い人!なんかな