東京で上場する小型の上場投資信託(ETF)がロシア株に投資する最後の手段になりそうだとして世界の注目を集めている。ロンドンやニューヨークなどの取引所ではロシアのウクライナ侵攻を受けて、ロシア資産に連動するファンドの取引を停止した。 「NEXT FUNDS ロシア株式指数・RTS連動型ETF」(証券コード:1324 JP)の出来高は8日に46万7000ドル(約5400万円)相当だった。ブルームバーグのデータで明らかになった。 ロシア株のRTS指数に連動する8億7400万円規模の同ETFは、ロシア株指数連動ファンドで取引を続けている世界で最後の商品のようだ。スイス証券取引所は8日、「iシェアーズMSCIロシアADR・GDR UCITS ETF」(CSRU SW)の取引を停止した。同ETFの前日の出来高は14万5000ドル相当だった。 当然ながら、両ファンドともにボラティリティーが高い中で成績不
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