オウム真理教の教祖・松本智津夫死刑囚(58)の三女(30)が、東京拘置所に収容中の元教団幹部・小池(旧姓・林)泰男死刑囚(56)ら4死刑囚間の書籍の受け渡しを仲介したとして、同拘置所から4死刑囚との面会を禁じられていたことがわかった。 三女はかつて松本死刑囚の後継者と目されており、同拘置所は「教団に影響力があると考えられる三女の意思が、複数の死刑囚に同時に伝達される恐れがある」と判断した。公安当局も三女と4死刑囚の関係に注目している。 小池死刑囚は、2月5日の元教団幹部・平田信(まこと)被告(48)の公判に証人として出廷する予定。過去の公判では、「汚れたものを信じてしまった」と教団からの決別を宣言しており、証言が注目される。 関係者によると、三女は2007年から、東京拘置所で、小池死刑囚のほか、新実智光(49)、早川紀代秀(64)、横山真人(50)の3死刑囚らと定期的に面会し、差し入れも行