人と会って話をしていると、「あぁ、この話もう書きまくったのに、全然伝わってないんだなぁ」と気づくことがあります。ぼくのブログを読んでいるのは、たかだか20〜30万人なので、そんなことは当たり前なのですが。 ぼくらは何度も語らなければいけない このブログを愛読してくださっている人でさえ、ぼくが語ったことをすべて知っている人はいないでしょう。何せ自分も忘れているくらいです。 ぼくがブログを書き続けているのは、「伝えたい」という鬱屈した思いを発散させるためです。記事にもよりますが、ある種の「セルフ解毒」としてブログを用いていることも多いです(この記事も解毒です)。 解毒するのは良いことなんですが、ときに、語るエネルギーを消失させることにもつながります。相手はまったくぼくの主張なんて知らないのに、勝手に「これはもう語っちゃったんだよなぁ」と思ってしまうことがあるのです。 もの書きはこれではいけませ