5月10日、ドル/円が約4年ぶりの100円を回復した。通貨安競争の様相が強まるなか、大台回復は遠いとの見方が広がっていたが、海外投機筋が「油断」を突く形で大口のドル買いに動いたという。同日撮影(2013年 ロイター/Toru Hanai) [東京 10日 ロイター] ドル/円が約4年ぶりの100円を回復した。通貨安競争の様相が強まるなか、大台回復は遠いとの見方が広がっていたが、海外投機筋が「油断」を突く形で大口のドル買いに動いたという。節目突破を3度阻んだオプション絡みの「壁」が薄くなっていたことも、急伸の背景となった。