過労死や過労自殺を伝えるニュースが後を絶ちません。安倍政権が検討する「働き方改革」の中でも「長時間労働の抑制」が盛り込まれるなど、長時間労働の問題は喫緊の課題となっています。 「インターバル休息」という制度があります。日本ではまだ法的に整備されていませんが、欧州連合(EU)では既に導入されています。一方で、日本でも民間レベルでは少しずつ取り入れる企業が増えています。インターバル休息制度とは、どんな制度でどんな現状なのか。長時間労働の問題を取材している東京新聞の中澤誠氏に寄稿してもらいました。 退社から次の出勤までたった「8分」 退社してから8分後に再び出社――。過労自殺した西日本高速道路の男性社員(34)の過酷な勤務実態を1月25日、神戸新聞が報じました。神戸西労働基準監督署は、男性社員の労災を認定したそうです。 神戸新聞の報道によると、男性社員は兵庫県内の有料道路の補修を担当しており、2
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