「仮想化ソフト」の改良が進むと同時に,CPUをはじめとするハードウエアの性能が向上し、サーバーの仮想化を利用しやすくなってきた。これから仮想化に取り組もうとする企業や技術者は、無償の仮想化ソフトを使って検証してみるとよいだろう。自分のPCでも気軽に試せるし、評価用サーバー・マシンでじっくり試してもよい。ただし、「仮想化」ならでのシステム設計・運用上の留意点もある。基本的なポイントを押さえた上で「仮想化」の適用法を考えてみてほしい。
仮想ネットワークの全体像 今回はKVMの仮想ネットワークについて解説します。KVMではホストLinuxの仮想ブリッジ機能を利用して仮想ネットワークを構成します。仮想ブリッジは、ホストLinux上に仮想的なL2スイッチを構成する機能です。複数の仮想ブリッジを構成することも可能です。 図1は、仮想NICと仮想ブリッジの接続を表します。 図1 KVM仮想ネットワークの構成 仮想NICは、ホストLinux内部のTAPデバイスを経由して仮想ブリッジに接続されます。TAPデバイスは、Linuxがユーザプロセスと通信するための仮想的なNICを提供する機能です。KVMの環境では、ホストLinuxと仮想マシン・プロセスが通信するためのインターフェースとして機能します。ゲストOSが仮想NICで送受信するパケットは、ホストLinux側のTAPデバイスから送受信されることになります。同じ仮想ブリッジに接続された仮
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます このお話の主人公である赤井君は、実家が造り酒屋を営む明るい青年です。昔ながらの造り酒屋ですから、絶好調とまでは行かないものの、それなりに順調に商売をこなしてきました。 この赤井君が大学時代の友人である服部君と久しぶりに再会し、日本酒片手に、新しいビジネスを2人で立ち上げようと意気投合したところから、このお話はスタートします。 日本酒を片手に2人は考えました。何をビジネスにしようか? せっかく自分たちでビジネスを興すのだから、今、自分たちが持つ夢をビジネスにしようと。赤井君が長年温めてきた「最高の日本酒を世界中の人々に飲んでもらいたい!」という夢を追いかけようと。 そう、目指すは「インターネット赤井酒蔵」の設立です! まずは何からはじめる
1台のマシンで、vCenter Serverを含むvSphere HAを構成できるか試してみました。 マシンは、我が家の「HP ProLiant ML115G5改」 CPU:Phenom2 X4 910e MEM:8GB HDD:SATA160GB x2 今回は、物理ホストのESXiをホストESXi、ゲストOSとしてのESXiをゲストESXiと 表記します。 まずは、USBメモリをセットし、ESXi5.0(VMware ESXi,5.0.0,469512)をインストール。 ESXi on ESXi を行ううえで、重要なのが、vSwitchのセキュリティ設定。 ホストの[構成]-[ネットワーク]-[vSwitchのプロパティ]、ポートのタブで、vSwitchを 選択し、編集をクリック。[セキュリティ]のタブにて、”無差別モード”を”承諾”に する必要があります。 この設定を行わないと、ホスト
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く