■現時点での「イン・レインボウズ」に対する個人的な感想を記録しておく。 #15 STEP…普段聴きなれないビートの波に耳を襲われる。初めてこの曲を聴いた時は(勝手に)想像していたイメージと全く違ったので若干動揺してしまったが、アルバムを聴き終えた後に、再度この曲を聴いてみたら10曲の中で最もポップな部分が際立っている様に思えた。サビでそれまでのビートが、裏を取ったピアノに移行する展開はいつ聴いてもスリリングだ。中盤のけたたましいベース音や打ち込みのビートが非常に格好良い。以前にコリンとフィルが幼稚園児たちと録音した無邪気な子供の声はこの曲の為だったようだ。 #BODYSNATCHERS…バチバチ割れたベース音に初期の頃を彷彿とさせるギターのフレーズが炸裂する激しい曲。前作「ヘイル・トゥ・ザ・シーフ」に収録されていても不思議ではないような、それに共通する質感をもっているように感じた。ライヴで