『ちはやふる 下の句』をみました。体調が芳しくなく。クライマックスの山場が終わったところで一時席を立ってしまって、無念。そんな感じなので感想書くのもあれなんですが、以下感想。 彼がかるたをやめる。綾瀬千早を競技かるたの道へといざなった友人綿谷新。今は遠く離れているけれど、かるたを続けていればきっと、いや必ず会える。そのはずだった。その彼がかるたをやめる。『上の句』で告げられたその言葉の真意を確かめるため、千早と太一が福井を訪れるところから、物語ははじまる。 映画『ちはやふる』は、綾瀬千早が競技かるたで強くなろうとする物語、またかるたを続けることで別れた友人≒思い人と再会しようとする物語だ、というようなことを『上の句』をみた時点で書きましたが、『下の句』ではそれがまさに分かちがたく結びつき、遠くにいる友人に自身の思いを伝えるために、彼女は一層、競技かるたにのめりこむ。それが、遠く離れた場所に