Alice's Adventures in Wonderland ルイス・キャロル 著 翻訳: 山形浩生<hiyori13@alum.mit.edu> 挿画:ジョン・テニエル(画像はpng形式なので、一部のブラウザではQuicktimeなどpng対応プラグインが必要かも) PostScript+tar+gzip版はhttps://genpaku.org/alice01/alice01j.tgz pdf版はhttps://genpaku.org/alice01/alice01j.pdf テキスト(sjis)版はhttps://genpaku.org/alice01/alice01j.txt © 1999 山形浩生 プロジェクト杉田玄白 正式参加作品。詳細はhttps://genpaku.org/を参照のこと。このworkは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされている。 著
無垢で曇りなき眉と 不思議の夢見る瞳の子よ! 時は駿く、我ときみとは 半生の歳の差があろうとも きみの愛しきほほえみは確かに 愛の贈り物たるおとぎ話を勝ち得るはず きみの輝かしい顔も見ず 銀の笑いも耳にせず きみの若き人生の将来に 我が思い出の居場所もないはず―― でもいまのきみが、我がおとぎ話にさえ 耳を傾けてくれれば十分 別の日、夏の日差し輝く頃 始まりし物語 ボートを漕ぐリズムに あわせた簡単なチャイム そのこだまがいまも記憶中に生きる ねたむ月日が「忘れよ」と言おうとも では聞きなさい、辛辣な報せを携えて 恐怖の声がやってきて 歓迎されぬ寝床に 憂鬱なる乙女を召還する前に! 愛しい人、われわれもまた年老いた子供にすぎず 就寝時刻の接近を嫌うのだ 外では霜と目も開かぬほどの雪 吹き荒れる気まぐれな嵐風の狂気 室内では暖炉の赤い輝きと 子供時代の喜びの巣 魔法のことばが汝をしっかり捕ら
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