ちょうど三年前の11月です。 ネットで、とあるキョーミ深い実験を知ることとなりました。 炊いたごはんに話しかけると変化が現れるというもので、これは化学のお姉さんライター佐倉さんでも解明するのは不可能ではないかと思わせる結果でした。 いってみればこの超常現象を土屋家が見逃すはずがなく、ただちに実験開始したしだいです。 一ヶ月後の結果発表時、招集した近所の子ども達に 「タイ米ならタイ語、カリフォルニア米なら英語での実験をしなければなりません」 とアドバイスをいたしました。 しかしそれはどうでしょうか。 私はあたまから国産米をバカにしてはいなかったでしょうか。 反省と敬意を込めて、3年後の今私は「国産米にも英語が通じるかどうか」試してみたいと思いました。 世の中は「そんなまさか」と思うことばかりです。 (text by 土屋 遊) 「農作物にクラシック音楽を聞かせるとおいしくなる」 「植物に話し