小室が飽きた小室サウンド2008年11月8日 印刷 ソーシャルブックマーク 90年代を席巻した小室哲哉プロデューサーが億単位の詐欺の疑いで逮捕された。ミリオンセラーを連発した「時代の花形」は、何を目指して音楽を作っていたのか。再考してみたい。小室サウンドとは何か。(西正之) ■一時渡英、基礎固める 90年代半ばの音楽シーンを支配したと言っていい「小室サウンド」。その基本は、シンセサイザーの音色と強烈なビートが彩る、洋楽由来のダンス音楽だ。踊れることを重視し、速い曲もスローな曲も、歌は高音を振り切る激しさで起伏する。まるで目に見えるような音楽なのだ。 小室と同時代にヒットを連打したプロデューサーに、小林武史がいる。小林はマイ・リトル・ラバーやミスター・チルドレンなど、メロディー重視のJ―POP路線で国内に地歩を固めた。2人の違いは、小室の方は、常に「外」を指向していたことだ。 小室は83年に
テクノユニット・電気グルーヴ 「自由に誤解してほしい」2008年11月7日 印刷 ソーシャルブックマーク 電気グルーヴ=遠崎智宏撮影 近頃テクノといえば、人気はPerfumeなのだろうが、日本のテクノシーンをリードしてきた、今年厄年のこの2人も負けてない。 「あれは歌謡曲にテクノのテイストが入った感じかな。うちらはピコピコしてないし、そもそも大きな誤解がある」と石野卓球。「こっちももっと売れてもいいのに」とピエール瀧。 ブンブンうなる低音と電子サウンド、シュールな歌詞でダンスフロアを揺らしてきた。結成から来年で20年。いずれにしても電子サウンドが市民権を得るのはいいことだと思っている。 「『シンセサイザーは冷たい』なんて、まるで写真を撮られると魂抜かれるみたいなこと言われなくなったし」 今春8年ぶりのアルバム「J―POP」を出し、わずか半年後にさらにアルバム「YELLOW」を発表。意表を突
■その他の写真はこちら ナインティナインの岡村隆史が6日(木)深夜、ニッポン放送『ナインティナインのオールナイトニッポン』のなかで、詐欺容疑で逮捕された影響から放送自粛ムードの小室哲哉容疑者の楽曲について「俺の大好きな(渡辺美里の)My Revolutionも流せないなんて、たまったもんやない!」と困惑。別番組で関係のあった名プロデューサーの逮捕劇に複雑な心境を明かした。 ナイナイは90年代に鈴木亜美やモーニング娘。を発掘したテレビ東京系『ASAYAN』の司会を長年担当。小室も同番組の人気オーディション企画『コムロギャルソン』で、プロデューサーとして深く関わっており、現在はバラエティタレントとして活躍するKABA.ちゃんや小室の前妻であるAsami(吉田麻美)らがメンバーとして在籍していたdosなどが結成された。 岡村はメガヒットを連発していた小室が当時、収録スタジオに登場した頃を振り返り
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