先に、わたし自身がインフルエンザの保菌者のような扱いを受けたという記事を書いた。今日はその記事がはてブのホットエントリーなどで紹介されたようで、たくさんの方にお越しいただいているようだ。その時にも書いたことだが、「なんとなくこわい」ということで遠ざける動きが差別につながることには敏感になりたいと思う。今回のインフルエンザ・パニックに対し、HIVパニックやハンセン病の時の反省が忘れられているのでは?と、HIV訴訟原告団、弁護団から緊急アピールが出されたという。以下に載せておきます。
このブログでも時々コメントくださっている筒井真樹子さんが訳されたケイト・ボーンスタイン著『隠されたジェンダー』を読んだ。これはジェンダー観が揺るがされるすごい本だった。あんまりすごすごてまだかみ砕けていないが、読む側も、自分を捨てる覚悟を決めてから読みましょう。 とmacskaさんが書いておられるのは、ほんとその通り!と思った。 まあ、わたしのジェンダー観は、これまでも男女二元論やそれに基づく男女二元制からなる社会が問題だ、という認識もっていましたよ。しかし、『隠されたジェンダー』が他のジェンダー関連書と決定的に異なるのは、一つには「性別のあいまいさ」「ジェンダーの流動性」を自らの体験を踏まえた基本的な理論として打ち出していること、二つめに、男/女という二元的なジェンダーの制度が男と女の階級制度を維持するものとして執拗に保持されていることを徹底的に衝いていることだ。まだ十分に受け止めていな
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