2023年7月19日のブックマーク (2件)

  • 夏目漱石『こころ』の K はなぜ先生をぶん殴り車夫にならなかったのか - 山下泰平の趣味の方法

    大人になると読み方がかわる 『こころ』の K はどのような人間なのか K のような苦学生はたまにいた 夜学校の先生になったのは合理的な判断ではあった 苦労すれば強い人になれる 苦学の世界は二つあった 先生と K の旅行 大人になると読み方がかわる 夏目漱石による小説『こころ』は、名作とされている。 初版復刻版 こゝろ (岩波文芸書初版復刻シリーズ) 作者:夏目 漱石岩波書店Amazon 有名な作品なだけに、色々な人が様々なことを書いているが、誰もが否定できないのはとにかく面白く読めてしまうことだろう。『こころ』は新聞連載小説であるため、一日の掲載分の終盤には、次回への期待を煽られるようなことが書かれている。ついつい続きを読みたくなってしまうような構造で、このあたりは職業作家夏目漱石の面目躍如といったところであろう。 ただし漱石の初期作品とは異なり、『こころ』には書きながら考えているよう

    夏目漱石『こころ』の K はなぜ先生をぶん殴り車夫にならなかったのか - 山下泰平の趣味の方法
    idiotdunce
    idiotdunce 2023/07/19
    こころをダシにして明治の奇人変人を紹介したいだけじゃねーか
  • SF小説入門のオススメとオススメしないもの - toyoshiの日記

    最近プロジェクト・ヘイル・メアリーと三体X 観想之宙を立て続けに読み、SFってなんて素晴らしいんだろうと感動に浸っております。 SF作品というのは私の人生には欠かせないもので、SF作品が与えてくれる宇宙の広さ、過去と未来の時間の広がり、人生や命への価値観などは私自身の全てに影響を与えています。 SF作品に親しんでいなければ、何千光年彼方のこと、何百億年先のこと、時間のない宇宙のことを考えたことはなかったでしょうし、無機生物、人工知能、高次元生物から見た人間というものについての想像力というのも今よりももっと狭かったでしょう。 それらは私自身の理解や他者との関係作りの助けになっていますし、最近ですと「人工知能は我々の生活をどう変えるのか」といった現実の問題の理解に役に立つことも出てきました。 このようなことから私はSF作品抜きの自分というものを想像することはできません。しかしだからこそ、SF

    SF小説入門のオススメとオススメしないもの - toyoshiの日記