“万年視聴率3位”に転落したフジテレビがテコ入れの柱の一つとして挙げてきたのが、 日曜夜9時のドラマチック・サンデー(以下ドラ・サン)枠だった。 だが、1月期クール『dinner.』も上向かないまま。初回が8.8%(関東地区)、2回目で11.2%と 10%の大台に乗ったが、この数字では決して成功とはいえない。 そのため、単独スポンサーの花王が激怒し「3月末で打ち切り、4月からバラエティーに変更するように」とフジに申し入れている。 「ドラ・サンは、一昨年4月期クールの芦田愛菜と鈴木福『マルモのうた』が最終23.9%を達成し、一時は軌道に乗った。 だが、昨年4月期クール、オダギリ・ジョーの『家族のうた』は盗作疑惑にくわえ、 3.6%という記録的な低視聴率で全11話が8話に短縮。 ほかのシリーズドラマも似たようなもので惨敗でした」(テレビ情報誌記者) 『dinner.』の主役は江口洋介。フジでは