アマチュアボクシングの女子ミドル級ボクサーで、お笑いタレント「しずちゃん」こと山崎静代(36)=よしもとクリエイティブ・エージェンシー=が19日に会見を開き、競技引退を正式に表明した。「(ボクシングが)生ぬるい自分を鍛えてくれた」と語った。 理由は体力の限界。昨年11月の世界選手権(韓国)1回戦で敗れ、「通用しないと思った」。その後、練習時に吐き気や過呼吸などの症状が出て、「無理なことをしようとしていたが、体に(拒否反応が)出た」という。夢の五輪出場はかなわなかったが、「やりきった。悔いはないです」と話した。 最も思い出に残る試合は2012年5月、ロンドン五輪予選を兼ねた世界選手権(中国)で1勝したこと。「こんなにうれしいことはなかった。苦しかったが報われた」と涙した。 今後は漫才コンビ「南海キャンディーズ」の一人として芸能活動に集中する。「これからはメガネ(相方の山里亮太さん)を殴ってい