今週末の「光風流いけばな展」にむけて、日々のお稽古もいよいよ佳境に入ってきた、光風流家元 内藤正風です。 「いけばな展」と言うのは、単に作品を並べて展示するという事ではなく、色々な要素や側面があります。 私はその中には、実験室としての要素もあると思っています。 それはどういう事かと言うと、 いけばなと言うのは不変の物ではなく、時代と共に常に移り変わってきているものであるという事を知る必要があります。 「いけばな」には古来からの伝承を今に伝えている側面もありますが、それだけではありません。 実は、今と言う時代の中で「いけばな」は何が出来るかと言う事を模索し続けて、新しい挑戦をし続けてきている歴史でもあるのです。 約700年前に「いけばな」は仏教伝来と共に伝わってきた「供華」をルーツとして歴史を積み重ねてきています。 その時代時代の華道家が色々な花形を考案し発表してきました。 特にお花を飾る環
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