こんにちは! 料理家の美窪たえです。 本日は、手羽元がやわらかくなるまでスパイスが効いたスープで煮込んだ、マレーシア生まれのチクテー(鶏骨茶)をご紹介します。 マレーシアやシンガポールで親しまれている料理の一つに、バクテー(肉骨茶)という料理があります。マレーシアでは宗教上、豚肉を食べない方も多いため、鶏肉バージョンのチクテーが生まれたんだとか。 本場のチクテーはスパイスなどを使用しますが、日本のスーパーで買うことができる五香粉を使えば、手軽に本格的な味わいになります。 干し椎茸と五香粉の色で黒みを帯びたうま味スープは、水から煮込んだだけとは思えない深みとコクがクセになる味わいに。手羽元はタンパク質が豊富な点も嬉しいポイントです。 茹でた蕎麦を入れれば、スープのうま味をダイレクトに感じられますので締めにおすすめです。それでは作り方をご紹介していきます。 材料(2人前) 鶏の手羽元……8本