今の自分よりも前に進もうとすることに価値がある アドラー心理学との出会いによって目を開かれたことは沢山あるが、そのうちの1つは「今の自分よりも前に進もうとすることに価値がある」という考え方だ。他人との競争に勝つのではなく、昨日の自分のやらなかったことに取り組んだり、昨日できなかったことが少しできることになったりすることに価値を求めた方が幸せになれる、ということだ。大勢で広い道を一斉に歩いている中で、自分が周囲の人より少し先を歩くことがそんなに大事なことなのか。それよりも、人々の全体が前に進むことについて自分なりに貢献するというイメージを持つのが大事である。私はそんな風に受け取った。 なぜ衝撃を受けたのか みんなが前に進むことに自分なりに貢献していくというイメージを肯定することに大きな抵抗感はなかった。しかし、これまでそのようなイメージを持つことができなかった理由があるような気がした。そこで
![結果主義という落とし穴 - いつの日か霧が晴れて](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/360d17661cf5d671f6a5ccc90ed4af9f54ac9587/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fn%2Fnay3%2F20170810%2F20170810094437.jpg)