3月3日、大阪で開かれた講演会で、ひさしぶりに共謀罪のことを1時間話した。共謀罪とは、いったい何なのか。どこに問題があるのか。いろいろと例をあげて、話をすることにする。集まったのは約90人、半数近くが弁護士や法律関係者で、その他に市民運動や労働組合の人たち、新聞などで知った人たちなどだった。 2週間ほど前に、共謀罪をテーマに東京で開かれたシンポジウムで「共謀罪の話を彼女としていて、結局、悪いことをしなければそんな法律が出来ても、いいんじゃないかって言われて、しまった。そんな声にどう答えたらいいのか」という趣旨の発言があり、耳に残った。こうした素朴な入口のところで、わかりやすい言葉でこの問題を語らなければならない時期に来ている。 なぜなら、共謀罪は「成立直前」まで来ているからだ。2日に開かれた法務委員会理事懇談会で「与党修正案に対して民主党から返事をいただきたい。あとふたつの法案を処理して条
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く