今までMacBook Pro Retinaについて語るとき、常にその基準は解像度とスクロールの滑らかさばかりに囚われていた。 そもそものRetina=網膜ディスプレイの名前の由来が、人間の目(網膜)が識別できる1画素の限界を超えたきめ細かさであるため、どのような曲線も決してギザギザにならずに滑らかに表現できるディスプレイ、と思っていた節がある。だから、離れて見れば大差ないとか、iPadのRetina、非Retinaの差もそれほど感じないとか、そんな視点でばかり見つめていた。 その認識は間違っている訳ではないのだけど、MacBook Pro Retinaの魅力はそれだけではなかったのだ。もっと遥かに大事な観点が抜け落ちていたのだ! それは色である。 色の濃さ Retinaの色は濃い!赤は深紅の赤であり、空はこんなに青かったのか!と感動する青であり、緑は新緑の生命の力を感じる緑になる。もちろん
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