米アップルは2月16日、今夏に製品化を予定するMac用次世代基本ソフト(OS)「OS X Mountainlion(マウンテンライオン)」の機能を発表した。スマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)のiPhoneやタブレットのiPadと、コンテンツから操作性までを一体化させて、これまで唱えてきた「デジタルハブ構想」を具体化させている。垂直統合型の強みを生かした「世界観」アップルが現行OSの「O
アップルが、Mac用最新OS、「OS X Mountain Lion」を今夏リリースすると発表した(Mac App Store経由のみで提供)。現バージョンの「OS X Lion」から、わずか1年足らずのメジャーアップデートながら、搭載される新機能は100以上にのぼる。 アップルは、現バージョンOS X Lionから、iPad/iPhoneなどiOS機器における操作の特徴を取り入れ始め、OS X Mountain Lionでそれをさらに押し進める。iCloud連携も大幅に強化しているのだ。 同時に、世界的に勢いのあるMacを中国市場でも本格的に展開する模様で、中国独自のインターネットサービスとの連携も強化されている。 1年足らずでのメジャーアップデート アップルは突如、Mac用新OSの「OS X Mountain Lion」を発表した。実際のリリースは夏頃の予定だが、一時は2年に一度ほどだ
アップルは2月16日、Macの次期OS「OS X Mountain Lion」を2012年の夏ごろにリリースすることを発表した。前バージョンのOS X Lion(2011年7月発売)から約1年という短期間でのメジャーアップデートとなる。 同OSはMac App Storeを通してのみ配布される有料アップデートになる予定だが、価格などの詳細は、もう少し時期が近づいてきてから発表となる予定だ。 新バージョン、OS X Mountain Lionは合計で100ほどの新機能を搭載することが分かっているが、今回明らかになったのは、そのうち10個だけ。そのいずれもが前バージョンのOS X Lionと同じ方向性、つまり、今やアップルどころかIT業界全体をけん引し始めているiPhone、iPad、iPod touchといったiOS機器ならではの使い勝手のよさを、Macという歴史の蓄積のあるパソコンに取り入
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