TwitterやGoogle Waveなどのリアルタイムコミュニケーションツールの普及により、電子メールは廃れるのだろうか。 米Wall Street Journalは10月12日、FacebookやTwitterなどのソーシャルネットワーキング、そしてGoogle Waveなどのコラボレーションプラットフォームの普及により、電子メールが主役の座を追われるという内容の特集記事を掲載した。 この記事には鋭い指摘も数多く見られ、ソーシャルネットワークの普及拡大、リアルタイムWebサービスの増加、そしてこれらのサービスの管理に役立つフィルタやタグの普及について客観的な分析がなされている。 しかし残念なことに、この分析は、流行語が人々をせき立てて製品の人気を高めているシリコンバレーという真空地帯の外側に広がる世界の現実を客観的に反映したものではない。全世界の企業で働く無数のデスクワーカーや外回りの
アイシェアは10月13日、メールマガジン(メルマガ)の配信停止に関する意識調査の結果を発表した。調査によれば、メルマガ受信経験者は全体の9割以上、そのうち「メルマガ停止方法がわからず困った」人は6割以上にのぼるという。 調査対象は20代から40代のインターネットユーザー513人。携帯電話やPCでメルマガを受信した経験を尋ねたところ、「現在受信している」(82.7%)、「以前は受信していたが今はしていない」(9.6%)を合わせた92.2%が「受信経験がある」と回答した。年代別では20代が87.2%、30代が93.6%、40代では95.2%が受信経験ありだった。 メルマガ受信経験者473名に、内容に興味がなくなったにも関わらず、受信し続けていたメルマガがあるか聞くと、「ある」と答えたのは77.8%。20代では69.9%と7割に満たないが、30代は77.5%、40代では84.2%と年代があがるに
ソーシャルネットワーキングは、電子メールに代わる個人的な通信手段であるように思われているかもしれないが、Nielsenが米国時間9月28日に発表した調査結果によると、1日を通して複数のソーシャルメディアサイトを訪問するユーザーは、ソーシャルネットワーキングにそれほど参加していないユーザーよりも、長い時間を電子メールの読み書きに費やしているという。 Nielsenは、ソーシャルネットワーキングがウェブ利用者らのオンライン活動に与える影響について考察した後、ソーシャルネットワーキングが電子メールに与える影響を調査することを目的に、「ソーシャルメディアを利用すると電子メールの使用量が減少する」という同社の仮定をテストした。 同調査会社はまず、ソーシャルメディアに費やす時間に応じて、調査対象者を4つのグループに分類した。ソーシャルメディアの利用頻度がそれぞれ低い、普通、高いの3つのグループと、まっ
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