イントロダクション CakePHPのキャッシュ機構は、 キャッシュストレージへのラッパー コアに統合されているもの の2種類があります。 前者はCache::read()などを使うもので、自由にキャッシュの操作が行えます。 後者のほうは、ビューキャッシュ、クエリキャッシュ、ディレクトリマップのキャッシュなどで、仕組みを理解した上で設計を思慮する必要があります。 特に問題となるのはビューキャッシュです。 ビューキャッシュの生成・破棄 ビューキャッシュは、エレメントキャッシュと、アクションキャッシュ(フルページキャッシュ)があります。 アクションキャッシュでは、生成されるファイル名の規則としてURIを用いています。 これにより、ルーターの起動の前にキャッシュ処理に移行することを可能にしています。 例:(以下、パスはAPP/tmp/cache/views/以下を示します。) / => home.