アルファシステムズは6月6日,松戸市教育委員会にLinuxディストリビューション「KNOPPIX」をカスタマイズして納入したと発表した。教育委員会はこのKNOPIXを利用し,管轄する小中学校で利用していた約1000台のサポート切れ中古パソコンの再生利用を図る。 約1000台の中古パソコンはかつて松戸市の小中学校が使用していたが,搭載していたWindows 98のサポートが切れ,セキュリティ・ホールの修正パッチが提供されなくなったため松戸市教育委員会の保有となっていた。パソコンのメモリーは32Mバイト,CPUは146MHz,ハードディスクは2Gバイトである。 松戸市教育委員会では,この中古パソコンをLinuxシンクライアント端末として,教室での調べ学習などWeb閲覧に利用できるようにした。今後試験的な導入を行い,その状況を踏まえて各学校への導入を進める。 Linuxクライアントは起動するとサ
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